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■ 新畳
■ 張り替
【表替え】
今現在畳床に付いているイ草を取り除き、新しいイ草を張り付けます。表替えをした畳はとても気持ち良く、しばらくは旅館に行ったような気分になりますね。
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畳の枠部分と縁を縫い止めてある糸をほどきます。手作業なので、素早く。 |
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畳の大きさに合わせてカットされた、新しいイ草を枠部分から先に縫い止めます。
畳の短い方の両側から同時に機械が行います。しかしこの時、イ草を合わせる位置が少しでもズレると、完成した時に曲がってしまい、キレイな仕上がりにはなりません。 |
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次に、縁を縫い止めます。この機械はセッティングさえしっかりしておけば、全て自動です。これも、長手方向の両側を同時に行います。いや〜たいしたもんだ。 |
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ココが職人の腕の見せどころ!機械で縫ってもらった縁を折り返す作業です。これだけは人間の手じゃないとうまく仕上がりません。ご家庭にある畳の縁を覗いて見て下さい。1つ1つ全て手作業で折り返しているのが、よく分かると思います。隠れた場所にも気を配らないとね。
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機械で行う最終工程です。縁を両脇から縫い止めます。 |
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最後に新しくなったイ草表面をブラッシングと、から拭きします。仕上げ寸法の最終チェックを忘れずに。これで表替えの完成です。 |
※注意事項
表替えをしたばかりのイ草には白い粉が、まだ少し付着しています。工程内での通り、最後に一度から拭きしてありますが、細いイ草の折り目に残っている場合がありますので、キレイな雑布でもう一回から拭きをして下さい。
新しいイ草はとても乾燥しています。梅雨時期のジメジメとした季節や、テレビの裏側・空気がよどむ所に、カビが発生する可能性もあります。これはイ草の調湿機能によって、空気中の水分を吸ってくれている証拠で、各ご家庭の間取りや生活環境によっても変化します。カビそのものは、畳床が腐って中からわいているのではなく、イ草の表面にだけ生えていますので、固くしぼった雑布で拭取るとすぐ落ちます。もし、何度もカビが発生する事があれば、薬局で市販されているエタノールを少量雑布に染み込ませ、全体的に拭いて下さい。
【裏返し】
今現在畳床に付いているイ草を使って日焼けをしていない部分を表面に出す作業です。
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表替えと同じ要領で糸をほどきます。 |
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はずしたイ草をこのように裏返します。使っていない部分のイ草はまだまだ現役。 |
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この工程は表替えと同じです。 |
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同上
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同上 |
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最後には、またまた同じくブラッシングをして、今度は固くしぼった布で水拭きをします。
これで裏返しの完成です。 |
※注意事項
裏返しをするまで(表替えをしてから)の期間は使い勝手によってさまざまですが、だいたい5〜6年が目安です。10年以上経過しますと、シミやキズが出やすくなり、裏返しが出来なくなる可能性があります。まだ「もったいないかな」と思った頃におすすめします。
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